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教員紹介

大阪キャンパス

国際ファッション学部
大阪ファッションクリエイション・ビジネス学科

大阪キャンパス

国際ファッション学部
大阪ファッションクリエイション・ビジネス学科

講師

河西 瑛里子

Eriko Kawanishi

Message
メッセージ

いわゆる「ファッション」とは直接関係ないように見える事柄でも、学んでみると、しばらくしてから自分の中でファッションと結びついてきて、実際に活かせるようになり、視野が広がっていきます。それが教養科目が豊富な本学でファッションを学ぶメリットだと思います。
【研究について】これまでヒッピー、魔女、ヒーラーなど、主流社会からちょっと外れた人々を、イギリスのグラストンベリーという町を中心に調査してきました。これからは、精霊など、誰にでも見えるわけではないし、否定する人もいるけれど、その存在を信じて、アクティヴな活動をしている人たちを調べていきたいです。

Field(s) of specialization
専門分野

  • 文化人類学
  • 宗教社会学
  • ペイガンスタディーズ

Courses
担当科目

  • 「文化論基礎ゼミ」(1年前期)
  • 「フィールドワーク入門」(1年後期)
  • 「環境と社会」(2年前期)
  • 「ヨーロッパの社会と文化」(2年後期)
  • 「国際連携ゼミ」(3年通期)
  • 「海外実習I・II」(3年通期)

Profile
プロフィール

京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生文明学専攻 修了。博士(人間・環境学)。イギリスのグラストンベリーを主なフィールドとし、現代のオルタナティヴ・スピリチュアリティ、ペイガニズム、女神運動、魔女術、ヒーリングなどを調査する。甲南女子大学の非常勤講師を経て現職。単著に『グラストンベリーの女神たち』(法蔵館)、共著に『ラウンド・アバウト』(集広舎)ほか。日本文化人類学会等に所属。

Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等

  • 日本文化人類学会
  • 「宗教と社会」学会
  • 日本宗教学会

Selected publications
代表的な論文・著作名

  • 2015『グラストンベリーの女神たち――イギリスのオルタナティヴ・スピリチュアリティの民族誌』、法蔵館

  • 2019「女性の身体の再聖化――「ヨニ」の称賛とフェミニズム」(pp.230-240)「フィールドの常識は非常識? 異文化と身体接触」(pp.51-59)『ラウンド・アバウト-フィールドという交差点』(神本秀爾・岡本圭史編)、集広舎

  • 2020「アニメの聖地巡礼のグローバル化」(pp.172-182)「現代の魔女たちの魔法」(pp.161-171)『マルチグラフト-人類学的感性を移植する』(神本秀爾・岡本圭史編)、集広舎

  • 2020「ノスタルジック・ニューエイジ――スピリチュアリティの「聖地」グラストンベリー」『現代宗教とスピリチュアル・マーケット』(山中弘編)、弘文堂、pp.309-328

  • 2021 "After Fieldwork: Vestiges in/from a Fieldworker," eds. by Gaku Kajimaru, Caitlin Coker, and Kazuhiro Kazama, An Anthropology of Ba: Place and Performance Co-emerging, Kyoto: Kyoto Universoty Press, pp. 158-176

  • 2021「イギリス、グラストンベリーの女神運動-宗教、フェミニズム、ペイガニズムの狭間で-」『宗教性の人類学-近代の果てに、人は何を願うのか』(長谷千代子・別所裕介・川口幸大・藤本透子編)、京都:法蔵館、pp.227-255

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