Faculty profiles
教員紹介

東京キャンパス

国際ファッション学部
ファッションクリエイション学科

東京キャンパス

国際ファッション学部
ファッションクリエイション学科

教授

髙橋 幸次

Koji Takahashi

Message
メッセージ

ファッションはアートだと考えています。装い飾るアートです。つくり手が作品を創造し、伝え、受け手が享受する。その活動の中核には精神的なものが宿っています。それが、広く皆の生活を豊かにし、生を充実したものと感じさせてほしいと願います。ところで、創造は突然起こるものではなくアートのネットワークの中で立ち上がります。人類の文明の黎明期から今日まで連綿と続いている営為です。アートの歴史、哲学・思想、美学など、参照すべき宝庫があるのです。もちろんファッションは世界中にありますが、ファッションへの取り組みは西洋近代で盛んになりました。西洋の美術史や美学がもっている宝物を、再認識しよう、今に活かそうという姿勢が大事だと考えます。皆さんと一緒に、ファッションの基礎となるこの宝庫を学び、考え、創造を今に贈りたいと考えています。

Field(s) of specialization
専門分野

  • 西洋美術史
  • 美学
  • 芸術学
  • 博物館学
  • アートマネジメント

Courses
担当科目

  • 「ファッション論基礎ゼミ」(1年前期)
  • 「美とファッションの歴史」(2年前期)
  • 「ヨーロッパの社会と文化」(2年後期)
  • 「国際連携ゼミ」(3年通年)
  • 「海外実習I」(3年通年)

「ファッション論基礎ゼミ」

「美とファッションの歴史」

Profile
プロフィール

東京大学大学院 人文科学研究科 修士課程美術史学専攻 修了。文学修士(西洋美術史)。東京国立近代美術館 主任研究官の後、日本大学芸術学部美術学科 教授を経て現職。日本大学芸術学部、金沢美術工芸大学美術工芸学部 非常勤講師も兼ねる。19世紀を代表する彫刻家ロダンをはじめとする彫刻・立体の研究者であり、著書に『世界美術大全集 西洋編第20巻 ロマン主義』(小学館)や『「ロダンの言葉」とは何か』(三元社)などがある。『イサム・ノグチ展』や『カミーユ・クローデル展』等、展覧会の企画製作も行う。

Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等

  • 美術史学会
  • 美学会
  • 日仏美術学会
  • 日本アートマネジメント学会
  • 全日本博物館学会
  • 屋外彫刻調査保存研究会

Selected publications
代表的な論文・著作名

  • 「ロマン主義時代の彫刻」(『世界美術大全集西洋編第20巻ロマン主義』小学館、1993年)

  • 『【日本でみる】西洋名画の鑑賞ブック』(淡交社、2000年)

  • 「ロダン 神話の解体と展望」(永井隆則編『フランス近代美術史の現在―ニュー・アート・ヒストリー以後の視座から』三元社、2007年)

  • 「ロダンの言説輸入と高村光太郎ー「道」について」(小田原のどか編著『彫刻1』トポフィル、2018年)

  • 『「ロダンの言葉」とは何か』(三元社、2019年)

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関連サイト等