教員紹介

メッセージ

現在、社会環境が急速に変化する、「時代の変革期」に差しかかっています。貧困問題、環境問題など、これまで蓋をしていたことが吹き出し始めました。様々な課題が山積みとなっている中、これまでの価値観とは違う、「新しい概念」を生み出し、実行する力が各業界で求められています。それには、やはり過去から学ぶことと、自分の「感覚」を研ぎ澄ますこと、そして好奇心、問題意識を持ち続けることです。これから訪れる未来は、我々にも予測することが困難です。そんな時代を世代を超えて共に考えていきたいと思います。

専門分野

• メディア論
• 放送キャンペーン論
• 社会デザイン論
• 映像制作

担当科目

• メディア概論（1年前期・必修）
• 映像概論（1年後期・必修）
• 社会科学基礎ゼミ（2年後期・選択）
• 映像実習（2年後期・選択）
• 地域企業地方連携ゼミ（3年通期・必修）
• 臨地実習Ⅱ（3年通期・必修）
• 統合指導ゼミ（4年通期・必修）
• 卒業制作・企画（4年通期・必修）

Profile

立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 比較組織ネットワーク学専攻 修了。博士（社会デザイン学）。映像の企画開発・制作に携わり、およそ20か国を取材する。第67回広告電通賞『テレビ・飲料部門』優秀賞（2014）、第53回消費者のためになった広告コンクール『テレビ16秒以上』銅賞（2015）、第23回アジア・テレビ賞 社会意識番組部門 最優秀賞（2018）、第56回ギャラクシー賞 テレビ部門 選奨（2019）、ニューヨーク・フェスティバル　ドキュメンタリーヒューマンコンサーン部門銀賞（2019）を受賞。

所属学会・協会・団体等

• 日本メディア学会（放送研究部会幹事　2021.09〜2022.10）
• 日本教育福祉学会
• 日本教育メディア学会
• 社会デザイン学会（理事 2022.04~）
• 立教大学社会デザイン研究所　研究員

代表的な論文・著作名

• 淺野麻由(2018)、「ドキュメンタリー番組と学校教育で取り組む地域の課題-豊島区の福祉問題を事例に-」『人間教育と福祉』（第７号）、日本教育福祉学会。（査読付き）
• 淺野麻由(2018）、「テレビ・ドキュメンタリーが社会に与えた影響 〜 保育行政を事例に ～」『Social Design Review』 （vol.10.）、社会デザイン学会。（査読付き）
• 淺野麻由(2020)、「テレビ・ドキュメンタリーにおける社会的影響力の研究　～　福祉・貧困分野における政策アジェンダ構築過程の事例分析　～」『博士学位論文』、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科。
• 淺野麻由(2022）、「ソーシャル ・ メディア時代における放送キャンペーンの質的研究　-NHK2020 応援ソングプロジェクト 「 パプリカ」 を事例に -」『Social Design Review』（vol.14.）、社会デザイン学会。（査読付き）
• 淺野麻由(2022)、「第6章　ベビーホテル問題とマス・メディア」『ジェンダーと社会デザイン』、三恵社。
• 淺野麻由(2024)、「第４章－１「ネットカフェ難民」報道は政策決定に影響したか」『社会デザインをひらく』、ミネルヴァ書房。
• 淺野麻由(2025)、「（研究ノート）映像制作におけるインクルーシブ教育への可能性」『Social Design Review』（vol.17.）、社会デザイン学会。