Department of Fashion Creation and Business, Nagoya

名古屋ファッション
クリエイション・
ビジネス学科
名古屋キャンパス

TOKAIからSEKAIへ。

世界の名だたる海外ブランドを魅了するものづくりを武器に、
東海・中部からグローバルに発信できる人材を育成。

[ 授与される学位 ]
ファッションクリエイション・ビジネス学士(専門職)

名古屋の地場産地・織物産地を背景に、国際的な活動を
行ってきた教員・実務家から、ファッションクリエイションと
そのビジネスをバランスよく学びます。特に名古屋を中心とする
東海・中部圏の地方企業・産地での実習実演を豊富に実施。
海外ブランドから注目を集める毛織素材を活用して、
新たなものづくりや価値を生み出し、グローバルに発信する力を養います。

Department curriculum
カリキュラムについて

名古屋ファッションクリエイション・ビジネス学科のカリキュラム

1年次

4年間の学びの基礎となる力を身につけます。1年次からファッションクリエイションとビジネスに関する演習科目をバランスよく配置することで、理論と技術の両方を学ぶことができ、問題意識を高め、主体性を養います。

2年次

1年次に学修した基礎を実務レベルまで高め、ファッションの現場で通用する英語やコミュニケーション能力も同時に身につけます。地域創生が課題となっている現状を打開するために海外での成功例を踏まえ、東海・中部の地域産業の課題発見につながるノウハウを身につけます。

3年次

国際市場を視野に、広告・PRからマーケティング、消費者行動までを徹底的に研究します。これまでの学びを実践する場として、産地や企業でのビジネスプランニングの実習、そして海外実習を通して、国際ビジネス市場でも通用する確かな実践力を養います。

4年次

東海・中部地域の特色や地域の知財に関する知識・技術を応用して、国際市場を開拓し、新しいモノやサービスを生み出すプロデューサーやクリエイターとしての総合力を養います。

PICKUP カリキュラム・ピックアップ

カリキュラム・ピックアップ
カリキュラム・ピックアップ
カリキュラム・ピックアップ

臨地実習Ⅱ(地方産地)

日本国内の素材産地と連携し、学生と教員が事業所やメーカー等にて実習を行い、伝統的技術を学びます。愛知県の他に岐阜、三重などの産地を訪れます。最終的には、新しいファッション知財を海外に発信することを目標とし、ゼミや実習計画を行います。また、ほかの学生の発表や成果を通じて、素材産地をより多面的に理解し、新たなアイディアにつなげます。

国際ビジネスモデル特講Ⅰ・Ⅱ

欧米諸国で成功しているファッションブランドのビジネスモデルを題材に、グローバルに展開されるビジネスの歴史としくみを学びます。特講Ⅰではヨーロッパ各国において、歴史的、政治的な背景を鑑みつつ、ファッションビジネスへの理解を深めます。特講Ⅱではアメリカ合衆国において、マスマーケティングに代表される大量生産、大量流通といった大企業のビジネスモデルについて理解を深めます。

ECシステム構築演習

デジタル化の起点となり得るネットショップ開設について学びます。EC サイト制作、運営に必要なデジタルマーケティング戦略、SNS 集客ストーリー、購入側心理・デザイン思考でのユーザビリティ、運営業務プロセス、持続可能なビジネスモデルなどの基礎知識を学び思考することをかけ合わせることで、将来EC サイトで自己ブランドの商品をどう発信・展開するのか、実践を交えて展開します。

マーケティング論

今日のデジタル社会においては伝統的マーケティングとデジタル・マーケティングの両方が必要であり、両方を体系的に関連づけて理解することが極めて重要になります。従来からの伝統的マーケティングの枠組みを説明し、デジタル・マーケティングの理論や概念を解説します。両方を理解することで、デジタル・マーケティングの理論や概念を体系的に理解しやすくなるというだけではなく、伝統的マーケティングとの違いを学びます。

各学年で学ぶ科目

1年次
2年次
3年次
4年次
ファッション論科目
ビジネス科目
地域・地方科目
国際科目
デザイン科目
メディア科目
発信力科目

*は必修科目

職業専門科目

身体とパフォーマンス 造形論入門 *
職人の世界 装いと社会性・ジェンダー
色彩論入門 * ファッション論基礎ゼミ
ファッションデザイン論 * デザイン概論
テキスタイルⅠ * ファッションデザイン実習Ⅰ【通年】 *
ファッションビジネス概論 ファッションビジネス実習Ⅰ【通年】 *
写真概論 *

基礎科目

文化論基礎ゼミ 会計入門
メディア概論 * 英語Ⅰ【通年】 *
情報リテラシー * 日本語文章表現 *

職業専門科目

自然資源と服装文化 生活科学入門 *
パターンメイキング ファッションデザイン実習Ⅰ【通年】 *
国際ファッション市場論 ファッションビジネス実習Ⅰ【通年】 *
ビジネス英語 映像概論 *

展開科目

EC概論

基礎科目

比較文化論 * 現代文化論
産業論入門 法学入門
英語Ⅰ【通年】 * キャリアデザイン論

STUDENT’S VOICE
学生の声

二之段 隆斗
二之段 隆斗

名古屋ファッションクリエイション・ビジネス学科

3年 二之段 隆斗

Ryuto Ninodan

クリエイションとビジネスを両立して学ぶ。起業の夢が現実的になった

少人数のクラス担任制が入学の決め手のひとつです。実際にファッション業界で活躍されていた先生が多く、お話することでたくさんの勉強になります。
先生との距離がとても近いので講義終了後には、研究室で先生に質問したりもします。また、クラスメートとは、教室で服をつくったり、企業へ提案する企画書をブラッシュアップしたりと、切磋琢磨しながら学んでいます。
入学を決めた理由のもうひとつは、実践的なカリキュラムがあること。例えば「写真実習」や「映像実習」などでファッション産業界における動画技術や動画の果たす役割などを学ぶほか、そのコンテンツのSNSでの発信方法など、今とこれからのファッション産業界に必要な実践力を身につけます。大学入学当初から志しているファッション分野で起業する夢に近づいているなと感じています。

In a class of their own: Meet our faculty
個性あふれる教員たち

安念 真衣子
安念 真衣子

学科長 准教授

安念 真衣子

Maiko Annen

京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 グローバル地域研究専攻修了。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員(PD)、四天王寺大学、立命館大学等での非常勤講師を経て、現職。地域研究、文化人類学を専門として、とくにネパールを中心に南アジアにおける教育分野を調査研究する。共著に『教育からみる南アジア社会―交錯する機会と苦悩』(玉川大学出版部)、『人類学者は異文化をどう体験したか―16のフィールドから』(ミネルヴァ書房)。日本南アジア学会会員、日本文化人類学学会会員、日本比較教育学会会員。

篠田 隆典
篠田 隆典

教授

篠田 隆典

Takanori Shinoda

株式会社イッセイミヤケ 企画部にて約15年勤務。メンズ企画・レディース企画を担当。ミラノメンズコレクションやパリメンズコレクション、パリレディースコレクションに参加し、コレクションショーの運営と作品制作スケジュール管理、作品クオリティ管理を担当。パリレディースコレクションにおいては、これまでの実力が認められ作品約400点に関わった。

Internship opportunities
臨地実習

国内企業インターンシップ(臨地実習Ⅰ)

これまでの大学制度では十分に行われてこなかった、企業と連携した実習・インターンシップを豊富に行います。アパレルだけではなく、企画・開発職や広告・PRなどファッションに関連する企業において実習することで、視野が広がります。

世界が注目する産地へ(臨地実習II)

本学カリキュラムの特色の1つである臨地実習Ⅱによる「産地へのフィールドワーク」。世界トップブランドと同じように日本の繊維産地を訪れ、自ら伝統技術を学ぶことで、新たな価値やサービスを生み出す力を養います。

Career development
就職サポート

国際ファッション専門職大学が輩出するのは、単なる専門職のプロではありません。
新しい価値やサービスを生み出せる人材、企業でイノベーションを起こせる人材です。
例えば、国際市場を意識したクリエイションから、新しいブランドを立ち上げる。
ファッション・ビジネスの専門職に特化した「学士」と「海外インターンシップ経験」を武器に、世界で活躍する。
その可能性を広げるのが、就職保証だけにとどまらない将来へのバックアップ体制です。