国際ファッション学部ファッションクリエイション学科
東京キャンパス
“デザイナー”のその先へ。
クリエイションにとどまらず、ファッション産業における新たな分野の開拓や独立開業までを目指せる人材を育成する。
国際ファッション専門職大学ならではの特色
学びのポイント
クリエイションに必要な「理論」と「技術」の両軸を学びます。国内外の企業と連携した実践的な創作活動はもちろん、企画・コンセプトなどを英語で伝えることができるコミュニケーション能力や、新しいアイディアを可能にするデジタルテクノロジーの応用力を身につけ、グローバルに活躍できる総合的な力を養います。
カリキュラムピックアップ(1)ファッションデザインプランニング実習I、II
服とビジネスの関係を学びながら、オリジナルブランド構築を実践します。実習Iでは、今やブランド運営に重要な「靴」「バッグ」などの講義も織り交ぜ、衣服だけではない市場性を踏まえたプランニングを行います。実習IIでは、4~5人の企画チームとして、売上の分析、素材・カラー展開など、具体的なビジネスを見据えたブランドプランニングを行います。
カリキュラムピックアップ(2)広告・PR論
ファッションを世界に発信するためにはメディアを活用した広告・PRに関する知識が不可欠です。本科目では過去の事例から基礎的な知識や考え方を学び、これからのファッションを発信するためのノウハウを模索します。自らのクリエイションを、どのように発信していくかを身につけることによって、国際市場を見据えたクリエイター、プロデューサーに近づくことができます。
科目(一部抜粋)
●国際展示会演習
●国際ファッション市場論
●バッグデザイン/シューズデザイン
●写真概論・実習/映像概論・実習
学びの流れ
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1
年次
国際社会で通用する教養とファッションの基礎力を身につける
4年間の学びの基礎となる力を身につけます。1年次からファッションをつくる演習科目を配置することで、理論と技術の両方を学ぶことができ、問題意識を高め、主体性を養います。
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2
年次
クリエイションに関する専門的な知識・技術を深め、発信する力を身につける
1年次に学修した基礎を実務レベルまで高め、ファッションの現場で通用する英語やコミュニケーション能力も同時に身につけます。現代ファッションに欠かせないメディアやテクノロジーも学び、発信力を養います。
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3
年次
産地や企業での実習を通して、現場で通用する実践力を身につけ、海外に挑戦する
国際市場を視野に、バッグやシューズのデザイン、マーケティングやPRの知識を身につけます。これまでの学びを実践する場として、産地や企業での実習、そして海外実習で確かな実践力を養います。
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4
年次
卒業制作に向けた演習を通じ、新しいモノやサービスを生み出す
海外で通用するコレクションの展開方法から、企画力、プレゼンテーション能力をさらに磨きます。実習を通して身につけた知識・技術を応用して、新しいモノやサービスを生み出す力を養います。
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卒業後
目指せる将来像
●ファッションクリエイター
●海外で活躍・留学
●ブランド独立・起業
●他業種のファッションに関連する分野のマーケティングなどの総合職
●国内外ファッション産業の小売り分野の販売企画、営業などの総合職
●国内外ファッション産業の製造・卸分野の商品企画、開発などの総合職 他
教授からのメッセージ
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ファッションにおける時代の担い手を育てたい。
現在世界はデジタルテクノロジーにより、様々な変化がもたらされ、人々のものごとに対しての価値観が大きく様変わりしています。しかし残念ながら現在のファッション界は過去踏襲型から脱却できずにいます。私たちが育成するのは、そこをチャンスだととらえ、ただ単に時代の変化の中で対応していく人材ではなく、時代の変化の担い手となる人材です。
永澤 陽一 教授
【プロフィール】金沢美術工芸大学 デザイン科 ファッションデザインコース 名誉客員教授、株式会社スチル経営責任者。「YOICHI NAGASAWA」でパリ・コレクションに参加。「AEON」や「無印良品」など、多数の有名企業の衣料部門の総合プロデューサーを歴任する。
就職に責任を持つ保証制度
卒業時に万一就職できない場合、卒業後、就職が決定するまでの必要な学費は2年間本学が負担します。(入学時35歳未満対象)
卒業生が転職や再就職したいときにバックアップする制度です。キャリアアップや、何年後かに再就職したい人など、いつでも就職指導を行います。
学びのポイント
55年ぶりの教育改革によって誕生する「専門職大学」は、多様化する国際社会において活躍できる人材を育成するため、従来の大学制度にはない職業と直結した実践的な教育環境が義務づけられています。
国際ファッション専門職大学は、日本で唯一、「ファッション」「ビジネス」の専門職大学。世界のファッション産業界と連携し、国際的に活躍できるリーダーを育てます。高度な職業実践力と創造力が身につき、卒業時には学位として国が認めた専門職の「学士」が取得できます。
学びの特長
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国内外のファッション企業・ブランドと提携
国内外の著名なブランドや企業等のトップランナーが教授として直接指導します。インターナショナルなブランドやパリ、ニューヨーク、ロンドンなど欧米のプロによる特別講義も実施し、日本にいながら世界を学ぶことができます。
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全員、国内および海外の実習・インターンシップ
従来の大学教育のしくみでは十分に行われてこなかった国内外の実習およびインターンシップを全学生の必修科目に配置します。企業と連携し、豊富な実習を設け、企業のニーズに即応した実践力を身につけることができます。また、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの実習先も豊富にあり、全員が海外インターンシップへ行くことができます。
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ファッション業界に特化した実践的英語
一般的な英語学習ではなく、ネイティブ講師とのコミュニケーションを中心に、ファッションの仕事をする上で必要となる英語を実践的に学びます。海外実習時でも「使える英語」が自然と身につきます。
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産地を五感で学ぶフィールドワーク
日本国内の素材産地と連携し、学生と教員が事業所やメーカー等にて実習を行い、伝統的技術を学びます。新しいファッション知財として海外に発信することを目標としています。ゼミや実習計画を通じて素材産地への多面的理解を深め、新たなアイディアの創出につなげます。
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デジタルテクノロジーを活用した応用力
3D衣装製作ソフトまで搭載されたハイスペックなノートパソコンを活用し、作品制作だけではなく、写真や映像等の各種メディア技術を活用した展開学習も実施します。現代のファッション産業に携わる専門職人材には欠かせない発信・展開の能力が身につきます。
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海外ブランドをはじめ、業界経験豊富な指導陣
専任教員の4割以上を企業等で実績を重ねた「実務家教員」とすることを義務づけられているため、学内でも実務的な知識・技術を学ぶことができます。
東京キャンパスについて
環境が人を育てる。

キャンパスは新宿(西口)駅前、徒歩3分。
地上50階 総合校舎コクーンタワー。
あらゆる創造力が融合し、新しい時代をつくるために羽ばたいていくための繭=COCOON。
情報・モノ・人・・・、あらゆる最先端の刺激を得られる好立地。
ひとり1人の完成を刺激する「最強育」環境で、あなたの才能が目覚めます。
映画、音楽、アートなど、感性を磨く機会にあふれた周辺環境。「街」そのものが生きた教室になる。
著名企業が集まる都市部だから、就職活動も有利、企業プロジェクトも豊富
情報が集中する大都市だから、
全国そして世界から同じ志を持つ仲間が集まる。
新宿(西口)駅前、徒歩3分。駅から地下街が直結。どんな日にも通いやすい総合校舎
充実の施設・設備
すべての実習室でプロの現場を再現。
アクセス
場所
国際ファッション専門職大学 東京キャンパス
総合校舎コクーンタワー
(東京都新宿区西新宿1-7-3)
アクセス
新宿(西口)駅前・徒歩3分。JR・小田急・京王・地下鉄から地下街が直結。駅前から歩道橋が直結。
入試・学費・各種サポート
入試・学費について
本学WEBサイトの入試要項を確認するか、「資料請求(無料)」またはオープンキャンパスなど「説明会・イベント」に参加ください。
『学費・住まいのサポート』について
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学費援助システム
本学には、入学時の経済的負担を軽減するために充実した『学費援助システム』があります。入学後に無理なく学ぶことができる【奨学金制度】や、企業と連携した【学費免除制度】、低金利で融資が受けられる【各種教育ローン】、働きながら学ぼうとする学生をサポートする【勤労学生支援】など、これらを上手に活用することで、ひとり1人のニーズにあった学費援助を実現できます。
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寮・アパート・マンション・サポートシステム
自宅外通学をする人には、『寮・アパート・マンション・サポートシステム』があります。【本学指定寮】から【学生向けアパート・マンション】の紹介まで、安心して勉学に励むことができる住環境を提供します。
どちらも詳細については、「資料請求(無料)」またはオープンキャンパスなど「説明会・イベント」に参加して確認ください。
専門職大学とは?
専門職大学は、実践的な職業教育に重点を置いたしくみとして大学制度の中に制度化されるもので、卒業時には学位として国が認めた専門職の「学士」が与えられます。下記は既存の大学制度と異なる主な特色です。
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1
産業界等と連携した教育を実施することが義務づけられ、卒業単位のおおむね3 ~ 4割程度以上を実習等の科目とし、また企業内実習等を4 年間で20 単位以上履修する。
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2
必要専任教員数のおおむね4割以上は実務家教員とし、専任実務家教員についてはその必要数の半数以上は研究能力を併せ有する実務家教員とする。
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3
社会人の学び直しを推進するため、実務経験を有する者が入学する場合に、当該入学者の実務経験を通じた能力習得を勘案して、一定期間を修業年限に通算できる。
出典:文部科学省ホームページ