1995年にアメリカで設立され、アクティブバイヤー数1.34億人、出品数23億点、取引高750億ドル(日本円で約11兆円)を誇る世界最大級のECサイト「eBay」の日本法人として、日本セラーの「越境EC」支援を行っているイーベイ・ジャパン株式会社より篠原星氏を招き、特別講義を実施しました。
今回の講義では、eBayとイーベイ・ジャパンの概要をはじめ、ECビジネスのメリットなど、実際の事例を交えながらお話いただきました。
また、世界に190以上の市場をもつeBayのグローバルな視点から、世界の消費者行動や
日本と海外における購買行動時のサステナブルへの意識についてもご紹介いただきました。
最後に篠原氏は越境ECでの販売活動にも通ずる「まずは、やってみる」という姿勢で、様々なことにチャレンジしてほしいとメッセージを送り、学生たちの背中を押しました。
グローバルなECサイトへの理解は、ブランド立ち上げまでの課題
- 高校時代にeBayを利用したスニーカーのリセールビジネスを展開していたため、今回の講義は特に親近感を覚えました。また、将来的には日本のプロダクトの海外進出を支援したいと考えており、世界の消費者行動を知り、どの時期にどの商品の売れ行きが良いか事前に把握しておくことは重要であると感じました。(ファッションビジネス学科3年生)
- 将来は自身のブランドを立ち上げたいという目標があり、これからの時代を見据えたとき、ECサイトの仕組みを理解し、うまく利用することはブランドを立ち上げるまでにクリアしなければならない課題だと思っていたため、とても有意義な時間になりました。(ファッションクリエイション学科2年生)
- リユース・リデュース・リサイクルに関する職種があまりないこと、日本は他の国に比べて、商品を買うという切り口の時にサステナブルを意識している人が少ないということが現状であり、これからの課題になってくることが分かりました。サステナブルな選択肢やリユースの価値を広め、企業側は消費者の興味を引くようなアプローチが必要だと思いました。(ファッションビジネス学科3年生)