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ビジネスコンテストでグランプリ獲得 ファイナリスト10チームのうち唯一、本学から3チームが選出

ファッションビジネス学会が主催する学⽣対象のファッションビジネスコンテスト「FB アワード Y2025」で、国際ファッション専⾨職⼤学のチーム「テンデバラ」がグランプリに輝きました。今回は、過去最多となる 138チーム、総勢 480名がエントリーし、企画応募者数は119チーム、総勢428名の激戦を勝ち抜いたファッションビジネス学科2年生、テンデバラの企画「Campus Closet」がグランプリを獲得しました。また、ファイナリスト10チームのうち、3チームが本学から選出、グループ校の名古屋モード学園も3位(優秀賞)という好成績を収めています。

最終審査会出場10チーム(※敬称略 )
所属 チーム名 代表者名
国際ファッション専門職大学 テンデバラ 大本和音
国際ファッション専門職大学 TRINITY 黒川嬉多
国際ファッション専門職大学 元気もりもり 嶋倫太郎
名古屋モード学園 m.pick 高田新大
文化服装学院 ポケフク 李家成
文化ファッション大学院大学 苗苗組 Chan Sze Hoi Eric
名古屋学芸大学 TWEN4 世古亜美佳
日本女子大学 WHOLE 打越花奈
静岡デザイン専門学校 つなぐファッション 石谷弥矢
大阪文化服装学院 2班 北村かりん

「Campus Closet」は、⼤学の空き時間と古着販売を掛け合わせた移動型古着ショップで買い取りも⾏う。キッチンカーを活⽤し、SNS映えするデザインや⽣成 AIを⽤いたファッションカーのデザインなど、Z世代の感性に響くユニークなアイデアが審査員の⼼を掴みました。

⽣成AIを使って作成したイメージも審査員から好評だった

審査員コメント(⼀部抜粋)

⾮常に⾯⽩い着眼点です。⾃分が学⽣ならこの事業で即起業したいです。出店場所確保は SNSではなく、⼤学の事務局(教務課とか)と連携できるように営業かけるほうがいいと思います。⽇本中の⼤学が営業場所になりますし、本来なら家賃が必要なビジネスですが、そこをゼロにすることも可能です。どこかのリサイクル関連の企業と連携するのもよいと思います

審査員︓(株)⼤丸松坂屋百貨店 本社経営戦略本部 DX 推進部⻑ 岡崎路易 ⽒

循環&空き時間など、「資源の有効活⽤」という良いアイデアでした。最後のメッセージも GOOD︕です。キッチンカー・モバイルカーの利点を⽣かして全国の⼤学や全国の地域などでもキャラバン販売しようとしているのも良いと思います。回収と販売の両⾯での機会創出ができますね。さらに、アップサイクルで付加価値を向上した商品を販売したり、リペアやリメイクのワークショップで参加費をとるなど、エンタメ性向上をしたり、物販だけに頼らないサービス料収⼊につなげると良いですね︕古着フェスを開いたり、キャンコン(キャンパスコンパ)したりもできそうで⾮常に可能性を感じました︕

審査員︓ファッションビジネス・ジャーナリスト、クミコム代表 松下久美⽒
テンデバラのメンバー。⼤本和⾳さん、⼩野紬さん、吉光萌夏さん、保院愛深さん(いずれもファッションビジネス学科2年⽣)オンライン表彰式にて。

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