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大学ファッションサークルが合同で参加!「ウール素材」を理論と実践で学べるセミナー開催!

東京キャンパスにて、「大学ファッションサークル合同ウールサステナビリティセミナー~ウールを、好きになる理由がある。~」が開催されました。
本セミナーは、日本ウールサステナブル委員会(事務局:日本羊毛産業協会)主催、明治大学デザイン研究部(DE.KE.NN)・服飾デザイン研究会(FDL)共催で実施され、本学の学生をはじめ、明治大学・立教大学・上智大学・早稲田大学他の学生たちが参加しました。
さらに、経済産業省やザ・ウールマークカンパニーによる講演のほか、ウールの特性やサステナビリティについて学び、さらに撥水・防しわ・消臭などの機能を体験する実験も行われ、ウール素材への理解を深める機会となりました。

経済産業省が語る、今の繊維産業とこれからの可能性講師:経済産業省 製造産業局 生活製品課 課長補佐 目久美 大樹 氏

本講演では、現在、日本の繊維産業が直面する課題として、国内市場の縮小や海外依存の進行、産地の高齢化・人手不足などが紹介されました。一方で、産地同士の連携や海外展開、観光資源としての活用など、新たな取り組みも進められている点についても詳しく述べられました。さらに、環境や人権に配慮した「サステナビリティ」への対応が、今後の成長に不可欠であることが示されました。

ウールの可能性を再発見―機能性と環境価値を学ぶ講師:ザ・ウールマークカンパニー 西沢 智裕 氏

本講演では、天然繊維としてのウールの特徴やサステナビリティについて解説されました。ウールは再生可能で生分解性(自然界に循環する性質)を持つ環境に配慮した素材であるとともに、温度調節や吸湿性、防臭性など多様な機能を兼ね備えています。近年は循環型社会への貢献が期待され、ファッション分野における新たな価値として注目されていることが紹介されました。

ファッション現場から見る、ウール素材が選ばれる理由講師:株式会社ニッケテキスタイル 福田 昌志 氏

本講演では、ファッション業界の現場における素材選定の実態が紹介されました。服は多くの工程と企業によって作られ、近年は見た目や品質だけでなく、環境対応やトレーサビリティなどの情報も重視されています。ウールはフォーマルだけでなくカジュアルやスポーツ分野にも広がり、機能性とサステナビリティを兼ね備えた素材として、さまざまなブランドで採用が進んでいることが示されました。

体験から学ぶ、ウール素材の機能性と魅力講師:日本毛織株式会社 坂本 奈都子 氏

ここでは、ウールの実験コーナー「ウールラボ」を実施。羊毛から糸を作る「糸撚り体験」では、羊毛が糸になる工程を学生自身が実演しました。また、撥水実験では水を弾く性質、防しわ実験では、湿気によりシワが回復する性質を目で見て実感できる貴重な機会となりました。さらに、消臭実験では、学生たちのリアルな反応から、ウールがにおいを吸着する効果を持つことが示されました。学生たちは、ウールの機能性を実感しながら学びを深めました。