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直井里予講師の著書『うつる人びと』刊行 映像と研究で描くカレン難民の15年

本学の直井里予講師による著書『うつる人びと―映像で語るカレン難民の少年との日々』(晃洋書房)が刊行されました。
本書は科学研究費助成事業(科研費)による研究成果をまとめたもので、15年にわたるフィールドワークと映像制作の実践を通して、難民研究と映像表現の可能性を探究した成果です。

本書は、「難民を撮る」とはどういうことなのかという問いを出発点に、地域研究者であり映像作家でもある直井講師が、15年にわたりタイ・ビルマ国境地域で暮らすカレン難民の人々と向き合いながら行った参与観察とドキュメンタリー制作の実践をもとに、映像表現の可能性と限界を考察した研究成果です。

本書では、難民キャンプでの日常、第三国定住による越境、故郷への思いなど、人々の生き方や変化の過程を映像と文章の両面から丁寧に描き出しています。また、紙面にはQRコードが配置されており、読者は書籍と映像作品を往還しながら理解を深めることができる構成となっています。

直井講師は、映像制作と地域研究を横断する活動を長年続けており、本書はそうした実践と研究の集大成ともいえる成果です。映像を通じて人々の暮らしや社会課題をどのように理解し、伝えることができるのかを問い直すとともに、異なる立場にある人々の相互理解や共生について考えるきっかけを提供しています。

書籍情報
『うつる人びと―映像で語るカレン難民の少年との日々』

著者
直井里予
出版社
晃洋書房
刊行
2025年3月20日
作品公式サイト
http://www.riporipo.com/

科研費研究成果について

本書は、直井講師が採択を受けた科学研究費助成事業(科研費)の研究成果として刊行されたものです。科研費研究課題における長年のフィールドワークと映像実践をもとに、難民研究と映像表現を結び付けた学術的成果としてまとめられています。
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