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ニューヨークで実施した日本の伝統織物展示について学べる『ファッションと繊維産地の現在、そして未来』

11/14(木)にオンライン公開講座『ファッションと繊維産地の現在、そして未来』を開催いたします。

ここでは、今年9月にニューヨークで実施した日本の伝統織物展示の模様や、パーソンズ美術大学での授業の様子などを中心に『ファッションと繊維産地の現在、そして未来』をテーマに本学の教授陣がトークします。

本学への入学を検討している方はもちろん、研究に興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

開催概要

日時2024年11月14(木)18時00分~19時30分
参加費無料
実施方法ビデオ会議アプリ「Zoom ウェビナー」にてリアルタイム配信による視聴
参加申込書登録後、ビデオ会議アプリ「Zoom」のURLをメールで送信します。
公開講座詳細(PDF)
参加申込み下記申込みフォームより受付中です
申込みフォーム
主催国際ファッション専門職大学

登壇者メッセージ/プロフィール

国際ファッション専門職大学 ファッションビジネス学科
篠原 航平 教授

2023年度の3年生のゼミで久留米絣の織元・有限会社坂田織物との取り組みが始まりました。その一環として、2024年度にはゼミ生(現4年生4名)が、同社が参加したNew York Textile Monthへ共同出展。9月26(木)に現地で「KURUME KASURI: WEAVING TRADITION INTO THE FUTURE~伝統を未来に織り込む~久留米絣の産地から見た絣の本質を哲学的思考でこれまでとこれからを考える」というテーマのもと、テキスタイルとドレスの展示を行い、学生がプレゼンテーションを行いました。共同出展の背景や2024年2月から進めた展示の準備、制作物、当日の来場者の反応等を、坂田織物の坂田和生代表取締役と共にお話したいと思います。

〈プロフィール〉
大阪外国語大学大学院 言語社会研究科博士前期課程 地域言語社会専攻 修了。修士(言語文化学)。IFIビジネススクール マスターコース修了。中小企業診断士。ファッションビジネスに関する実務を主とし、教職と並行して中小企業の経営支援等を現在も継続。Fashion Designers Accelerator Tokyo(東京都主催)審査員(2022年~現在)、ジャパン・テキスタイル・コンテスト審査員等も担当。


有限会社坂田織物 代表取締役
坂田 和生

久留米絣の伝統を再解釈し革新を続ける3代目。 “絣を身近にする”ビジョンを掲げ、食をきっかけ に絣を学べる施設「SAKATA CAFÉ」のオープン や、海外のアーティストを受け入れ技術を教える アーティスト・イン・レジデンスを積極的に受け入れるなど、絣の普及活動にも努める。
HP:坂田織物 Kurume Kasuri textile (sakataorimono.com)

 


国際ファッション専門職大学 ファッションクリエイション学科
宮浦 晋哉 講師

いま、世界的に製造業のあり方が見直されています。もちろん、ファッション業界も例外ではありません。そんな中、ここ1年ほどの国内外で行ってきたフィールドワークや、海外メゾンブランドとの交流を通して感じていることを反映させつつ、日本の産地やテキスタイルが持っているポテンシャルについてお話してみたいと思います。

〈プロフィール〉
London College of Fashion Fashion Media and Communication修了。2016年名古屋芸術大学特別客員教授のほか多数の大学・専門学校講師として教鞭を執る。2012年創業、株式会社糸編代表。同年、東京月島でコミュニティスペース「セコリ荘」を オープン。デザイナーズブランドのクリエーションのサポート、コンテンツ制作、テキスタイルの開発、研究。輸出などを行う。2017年に繊維産地・テキスタイルについて体系的に学ぶ場「産地の学校」を開校して600人以上が修了。現在も年間200軒以上の工場を訪れながら産地の魅力を国内外に発信し、繊維・アパレル産業に貢献している。 著書に『Secori Book(2013)』 『FASHION∞TEXTILE(2017)』。 2023年には「Forbes CULTURE PRENEURS 30」を受賞。